引退表明のマレー 最後の全豪初戦で散る。4時間超え5セットの末に[全豪オープン]

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「全豪オープン」でのマレー

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)大会初日の男子シングルス1回戦。元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が、第22シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に4-6、4-6、7-6(5)、7-6(4)、2-6で惜しくも敗れ、2回戦進出はならなかった。試合時間は4時間9分。

臀部の怪我による痛みに苦しみ、今シーズン限りでの引退を発表したマレー。先日行われた記者会見では、涙ながらに「ウィンブルドンに出場して終了したいと自分のチームに言ったが、私はそれができるか確信がない」と話しており、今大会が最後の大会となる可能性もあるようだ。

一方のアグートは、今シーズン開幕戦の「ATP250 ドーハ」で優勝。準決勝ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破る強さを見せた。

大きな注目を集めるなか迎えた1回戦。マレーが入場した瞬間、満員の会場は大歓声に包まれた。

◇ ◇ ◇

◆第1セット、立ち上がりから気迫を見せるマレー。

第1ゲームから声を出しガッツポーズをつくる、気迫のこもったプレーを見せたマレー。しかし両者キープで迎えた第9ゲーム、マレーが先にブレークを許し、そのままセットを落とした。

◆第2セット、マレーにやや苦しそうな表情も。

第5ゲームでまたも先にブレークを奪われたマレー。その後、マレーのゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム。一度は30-30と並ぶもブレークならず第2セットも落とした。

マレーは第2セットに入り、苦しそうな表情を見せる場面が増えた。

◆追い込まれた第3セット、しかし息を吹き返す。

第1、2セットを落とし後がないマレーは、第3ゲームでまたもブレークを喫する。しかし、直後の第4ゲームでマレーがついにブレークを奪う。見事ブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とした。

その後、お互いにブレークポイントを握りあうも譲らず、タイブレークに突入。するとマレーはサービスの精度が増しエースを連発。土壇場で1セットを奪い返した。

◆第4セット、またもタイブレークを制しセットカウントで並ぶ。

これまでと流れは変わり、お互いブレークのチャンスを握れずキープを重ねる展開が続く。そのまま、第3セットもタイブレークに突入した。

タイブレークでも緊張感のあるラリーが続く。6-1とリードを広げたマレーは、最後に追い上げられたものの7-4で制し、セットを連取。フルセットで決着をつけることとなった。

◆勝負の第5セット、惜しくも敗れる

第3、5ゲームでしのぎきることができず、ブレークを奪われたマレー。そして、マレーの2-5で迎えた第8ゲーム。最後は、逆転ならず惜しくも力尽きた。

現役最後の「全豪オープン」、敗れたものの最後まで戦い抜いたマレーへ盛大な拍手を送りたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのマレー
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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