「笑って終わろう」。豪雨災害ボランティア拠点閉鎖 吉本が協力、お笑いライブ

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 西日本豪雨で被災した広島県坂町小屋浦の天地川公園で14日、お笑いライブなどのイベント「よしもとあおぞら花月」があった。公園内のボランティア拠点「小屋浦サテライト」が同日閉鎖。「笑って終わろう」と、有志が吉本興業(大阪市)に協力を呼び掛けた。

 県内を中心に活動する芸人4組が、漫才や漫談を披露。軽妙な動きや話術で笑いを誘った。住民とボランティアで組むバンドの演奏もあり、被災者たち約200人に笑顔が広がった。小屋浦4丁目の自宅が床下浸水した小屋浦小6年田河穂乃花さん(12)は「笑うと元気が出る」と喜んだ。

 小屋浦サテライトは昨年7月の豪雨直後にボランティア有志が開いた。住宅に入った土砂の搬出や、全国から訪れるボランティアの調整などの拠点となった。豪雨から半年が過ぎ、公園の復旧作業が本格化することなどから閉鎖を決めた。

 サテライト長の会社社長山田一雄さん(55)=広島市南区=は「住民に受け入れてもらい、ここまでやってこられた。今後も小屋浦に関わり続けたい」と誓った。有志は今後も毎週水、金、土曜に畑に入った土砂の撤去などを続ける。

軽妙な漫才を披露したお笑いライブ