無病息災祈り「おんのほね」 住民1000人が交流

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 「鬼の骨」を意味する長崎市深堀地区の鬼火たき「おんのほね」が14日、深堀公園(深堀町5丁目)であった。
 おんのほねは住民同士の新年交歓の場にしようと、深堀中学校区青少年育成協議会(梅原和喜会長)などが毎年開き、30回目。同地区では古くから「しっとんあぶって百まで生きろ(尻を鬼火で温めて長生きしろ)」との言い伝えがあり、地域住民約千人が1年間の無病息災を祈った。
 高さ約10メートルの竹やぐらに、住民が持ち寄ったしめ縄や年賀状などを入れ、年男と年女計50人が点火。竹がはじける大きな音に負けじと「おんのほねー」と威勢のいい声が上がる中、参加者は竹の先につるしてあぶった餅や魚の干物を味わい、縁起を担いだ。
 年男の森田伶君(11)=市立深堀小5年=は「計算をがんばって成績アップにつなげたい」と抱負を語った。

鬼火を囲む参加者=長崎市、深堀公園