新しい町の「中核」に期待 工事の安全願い神事

「諫早駅東地区再開発ビル」I棟2工区

©株式会社長崎新聞社

 2022年度の九州新幹線長崎ルートの暫定開業に合わせ、諫早市が整備する「(仮称)諫早駅東地区再開発ビル」I棟2工区の安全祈願祭が14日、同市永昌東町の現地で開かれた。昨年8月に供用開始した同ビルI棟南側に接続する地上7階建てのビル。20年度の完成後、駅周辺の活性化に向け、新しい町の“中核”として期待される。
 市や地元自治会長、特定建設工事共同企業体の松尾建設、吉川建設の関係者ら約50人が出席、神事で工事の安全を祈った。終了後、宮本明雄諫早市長は「再開発のメインとなるビル。鉄道とバスの結節機能が強化され、新幹線効果がいち早く発揮できることを期待している」と述べた。
 ビルは鉄骨7階建て。イベントで使える交流広場や店舗、オフィス、ホテルなどの複合施設(延べ床面積約5500平方メートル)。1階のバス待合室には現在、駅正面にあるバスターミナルの機能を移転させる。工事費は約24億7800万円。昨年12月に着工した。
 市の諫早駅周辺再開発事業(施工面積約1・9ヘクタール)は再開発ビル2棟、交通広場などを駅東側に整備。総事業費は約117億円。再開発ビルI棟は、特定建築者の不動産開発・販売業の大京が本年度中に着工予定。マンション(105戸)などが入る16階建ての棟と5階建ての駐車場(161台)棟で構成する。

諫早駅東地区再開発事業。今回、着工したのはI棟2工区(諫早市提供)
神事で工事の安全を願った宮本市長=諫早市永昌東町