ベルギー代表MF 一転して「ピクシー」率いる広州富力へ?

プレミアリーグトッテナムに所属するベルギー代表MFムサ・デンベレは、中国スーパーリーグ北京国安への移籍が各メディアで多く報じられていたが、一転して同リーグの「ピクシー」ことドラガン・ストイコビッチ監督率いる、広州富力へ移籍するのではないかと『BBC Sports』が報じた。

『BBC Sports』によるとデンベレは当初、北京国安との取引を完了させるため香港へと飛び立ったが、そこで取引上複雑な問題が起きたため、現在は同リーグの広州富力が移籍先として濃厚となっているのではないかとしている。

2012年にフラムからトッテナムへと加入したデンベレは、現在31歳。

スパーズでは249試合に出場しているが、今シーズンは足首の怪我の影響もあってかわずか13試合の出場に留まっていた。

デンベレが中国移籍に前向きな背景には、給与の増額と自身のプレーを取り戻すため、プレッシャーの少ないリーグ環境でのプレーがあるという。

「ピクシー」率いる広州富力には、かつての川崎のエースも所属

ストイコビッチ監督率いる広州富力は昨シーズン、カップ戦準決勝敗退、リーグ戦は10位という結果に終わっている。

現所属メンバーには元川崎フロンターレのレナトや、元セルビア代表ドゥシュコ・トシッチなどが所属しているが、もし仮にデンベレが加入となれば、それは数多くの大物選手が所属するこのリーグを戦い抜くための、大きな戦力になるだろう

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