現在リヴァプールで指揮を執るユルゲン・クロップはドルトムント時代に大きな成功を収めた。まだ無名とも言える若い選手たちを揃え、スピーディーな攻撃的サッカーで旋風を巻き起こしたのだ。そのスタイルに合うであろう選手としてクロップが長年追いかけてきたのが、現在リヴァプールでプレイするFWサディオ・マネだった。
マネは2012年にセネガル代表の一員としてロンドンオリンピックに出場している。その頃からクロップは目をつけていたようで、当時所属していたザルツブルクからの引き抜きも検討していたのだ。また、マネ自身もドルトムント行きを希望していたと言われている。
しかしマネは2014年にサウサンプトンへ向かうことに。そこでも実力を発揮し、2016年にリヴァプールへやってきた。クロップとは4年遅れで仕事をすることになったわけだ。英『Liverpool Echo』によると、クロップはドルトムント時代にマネを獲得しなかったことを最大のミスだと嘆いている。
「人生でいくつかのミスをしてきたが、最大のミスの1つはドルトムントにマネを引き抜かなかったことだよ。彼とはオフィスで話をしたが、そこで確信を持てなかったのが間違いだった。彼は素晴らしい人物だし、彼と働く2度目のチャンスが与えられたんだ」
マネはリヴァプールで重要な存在となっており、やはりクロップのスタイルに合っている。ドルトムントでも間違いなく成功を収めることができただろう。