テレビ朝日系で1月19日にスタートする連続ドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」（土曜午後11：15）の取材会が行われ、主人公・垣野内逞役の野村周平、種田繭役の桜井日奈子、鈴谷昴役の宮沢氷魚、鈴谷律役の佐藤寛太、五十嵐優実役の松井愛莉が出席した。
同作は青木琴美氏の人気漫画を原作に、重い心臓病で“20歳までは生きられない”ことを宣告された逞と、彼をいちずに思い続け一緒の未来を信じる幼なじみ・繭が描くラブストーリー。取材会ではMCが号令のように各キャストを役名で読み上げると、勢いよく返事して入室した一同。予定より遅れてスタートしたことを野村が謝罪すると「今日そういう会見でしたっけ？（笑）」と佐藤がツッコミを入れ笑いを誘った。
和気あいあいと取材が進む中、現場の雰囲気を聞かれた佐藤が「いつも和やかで。周平くんが盛り上げてくれるので、楽しく、チームワーク良く撮影は進んでいます」と語ると、野村が「基本的には野村と一緒に仕事する人は楽しく帰ってほしい、不快のないように、明るく楽しい現場づくりをしています」と雰囲気づくりのコツを披露。しかし、桜井からは「面白い話を共有してくださるんですけど、1日に同じ話を5回以上される（笑）」というクレームが。野村は撮影中、入れ替わり立ち替わりのキャストみんなに共有する過程で、桜井がたまたま毎回聞いているだけ、語弊があると反論し、現場は爆笑の渦に包まれた。
そんな野村の現場でのトークだが、宮沢は「野村くんの話は3割ほど信用していない」そうで、佐藤も「話に出てくる登場人物や出来事がフィクションなの!?という感じ。盛ってないのに！」とトークの規模に驚愕（きょうがく）していて、野村はみんながうそだと思ってしまうほどのエピソードをたくさん披露しているようだった。
取材の後半には、キャストが今年の抱負を書き初めにしたため披露。桜井は“謙虚”で、現場を重ねていくうちに薄れてしまう感謝の気持ちを改めて自覚する1年にすると語った。宮沢は“Discover Myself”。初めて年号をまたぐこととなる年代として、新しい自分を見つけたいとのことだ。佐藤は特に深い理由はないそうだが“ほのぼの”という抱負を。松井は自分を解放したいと“自由”を掲げた。最後の発表となった野村は、「今年の機密事項。これ発表しちゃっていいのかな…」とためらいつつも新元号!? “野村”を発表。「今年も野村は野村らしく、野村を突き通していこう」という意味も込め“野村元年”を大々的に打ち出していた。
