日本周遊の契機に 広告・宣伝担当 ジョナサン・ハット氏

 香港エクスプレスのジョナサン・ハット氏に、就航の決め手などを聞いた。

 -長崎と香港を結ぶ初めての定期路線が就航する。
 成田や羽田、大阪など主要な空港で存在感を示すとともに長崎のように香港との直行便がなかった観光地への新規路線が企業戦略の重要な一つ。香港からの利用客は何度も日本を訪れている。長崎便の就航で、利用客が九州や日本を周遊する新たな契機になることを期待している。

 -就航の決め手は。
 香港と九州を結ぶ便は、長崎線を含め週30便になる。香港で九州の認知度が高まってきており、強い需要が期待できる。長崎に観光施設やホテル、観光地などがある点が決め手の一つ。就航できることを感謝している。

 -安全性について。
 LCCとしてお客さんに低運賃の旅を提供するのはもちろん、安全性が保証されないと信頼されない。プロフェッショナルなスタッフが整備などを行い、安全性を確保。さらに日本人の希望に応えていく。

 -今後も特別価格のセールを予定しているのか。
 リーズナブルに購入するチャンスがいつもある。低運賃の席が常にあるので、何度もチェックしてもらえると希望に合うものが見つかると思う。

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