日立、台湾鉄路管理局から都市間特急車両600両受注

台湾日立アジアパシフィック社は、交通部台湾鉄路管理局(Taiwan Railways Administration、TRA)とその調達代行機関の台湾銀行から、都市間特急車両600両(12両×50編成)を約443億台湾ドル(約1600億円)で受注。1月15日に契約を締結した。

(画像は鉄道車両のイメージ)

TRAは、「全体調達および車両交換の計画(2015~2024年)」を定め、鉄道の輸送力向上、老朽車両の更新のため、新造車両の大型調達・増備。

今回の契約はこの計画にもとづき、日立は2021年以降に車両を納入。

台湾全土を走行する都市間特急として、順次営業運転に投入される。

日立は、台湾初の振子式特急電車であるTEMU1000形車両(通称 太魯閣(タロコ)号)などの運行実績・アフターサービスなどの実績がある。

◆今回の新型特急車両の概要について

車種:都市間特急

編成:12両編成

電気方式:AC25kV 60Hz 架空電車線方式

軌間:1,067mm

営業最高速度:140km/h

設計最高速度:150km/h

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