【ひろしま男子駅伝】中学生が担う2区間、混戦必至

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 中学生が担う2区間は久々の混戦になりそうだ。3000メートル8分10秒台の「超中学級」の選手が続いた最近2大会は計三つの区間新記録が誕生。今回は一転して上位陣の力が接近し、2、6区の区間賞争いも激しさを増す。

 ▽19年から一転、上位の力接近

 今季の3000メートルで8分30秒を切ったのは、8分27秒39の佐藤圭汰(京都・蜂ケ岡)と8分29秒64の吉居駿恭(愛知・田原東部)の2人だけ。8月の全国中学校大会では藤宮歩(福島・大槻)が2人を抑えて優勝するなど「群雄割拠」の様相を呈している。

 駅伝シーズンで注目を集めたのは村尾雄己(京都・桂)だ。京都府中学校駅伝1区で佐藤を破り、12月の全国中学校駅伝(全区間3キロ)は4区で9分3秒の区間新をマーク。出場288選手の最速タイムで駆け抜け、初優勝の原動力となった。「京都の中学生は強いが、自分が引っ張る気持ちでいる。広島でも区間賞、区間新を狙いたい」と力を込める。

 全国中学校駅伝でエース級が集う1区は塩原匠(群馬・中之条)が制した。2年で臨んだ前回は2区23位に終わったが、「今年は全国で活躍する自信がついた」と全力で群馬の初優勝に挑む。

 8分41秒50の自己記録を持つ小江幸人(広島・高屋)も有力候補の一人。2年時の全国中学校駅伝では2区2位の実績を持つ。「トラックの記録以上の走りをしたい。区間賞を狙っていく」。地の利を生かして混戦を制する意気込みだ。

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 天皇杯第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、中国新聞社、NHK共催)は20日、広島市などで行われます。

「広島でも区間新を狙う」と意気込む京都の村尾