たこやきレインボーの"CM大喜利"企画を関西拠点に世界で活躍する5社が応援!

「大阪から日本を、そして世界を元気に!」をモットーに大阪を拠点として活動する5人組アイドルグループ「たこやきレインボー」が、1月15日、「輝け!たこ虹CMソング大賞」の作品完成披露試写会に出席。これはSNSが流行を生み出すこの時代の波に乗り、30秒という限られた秒数でインパクトを残す作品作りに挑むべく、新曲5曲をBGMに挿入したCM風ミュージックビデオを制作するというもので、映像制作には「見てくれた人を笑顔にしたい」という思いを込めて、メンバー自らも参加。30秒を映像化するプロフェッショナルであるCMクリエイターのバックアップを受け、5本を見比べて楽しんでもらうべく、あえて同じ構成に各メンバーが5種5様の演出とキャッチコピーを加えて違う作品にするという“CM大喜利”にも挑戦している。

この企画に、関西を拠点に世界で活躍する「江崎グリコ」「ダイドードリンコ」「和なか」「東愛産業(ジャンボカラオケ広場)」「ロート製薬」(五十音順)が次々に賛同し、応援することを表明。実際に各社の商品を使用した個性あふれる5本のCM風ミュージックビデオが完成した。

江崎グリコ『クリームコロン』を題材に「青春篇」の企画にチャレンジしたのは、清井咲希。「私は正統派担当なので、作品も王道の青春作品です」と言うように、甘酸っぱさが溢れるストーリーが完成。春名真依も「クオリティが高い」と、胸キュンな失恋物語に太鼓判を押した。

和なか『たこ焼道楽わなか』で「謎の新メンバー篇」を作ったのは、彩木咲良。“大阪のオバチャン”がメンバーと一緒に青春を駆け抜ける物語について、彩木は「大阪らしいコッテコテの演出にしてみました。大阪と言えばオバチャンなので!」と話し、鑑賞した堀くるみは「オバチャンの存在感がすごい」と目を丸めた。

ダイドードリンコ『ぷるっシュ!!ゼリー×スパークリング』で「パン篇」を完成させたのは、根岸可蓮。大好きな「アニメにありそうな青春」をテーマに、食パンをくわえて疾走するヒロインたちの姿を活写。「飲み物のCMやのに、食パンて!」という周囲のツッコミに、「そういうギャップを狙った」と意図を説明した。

ロート製薬『アクネス』を担当し「アクアクネスネス篇」を考えたのは、春名真依。巻き戻しなど細かい編集を多用した映像作品について、春名は「どうやったら一番目立てるかを考えて、印象に残りやすいものを作りました」と語ったが、異質な出来栄えに対して「これはズルいって(笑)」とメンバーからの羨望の声が殺到。

東愛産業『ジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)』をアピールする「軟体的な疾走篇」を作成したのは、堀くるみ。タイトルの通り作品の中では、メンバーが、ふにゃふにゃした走り方や変顔などを披露。堀は「大阪のアイドルの誇りをかけて変な走り方の限界に挑戦。たこやきレインボーらしい軟体的な走りになりました。大阪といえばわちゃわちゃ感。様々な要素を全部詰め込みました」と満足そうにコメントした。使用曲は、「めざせ甲子園!つかたこレインボーロード(カンテレ)」で共演するなど、デビュー前からたこ虹と親交の深い塚地武雅(ドランクドラゴン)が初めて作詞に挑戦したことでも話題を集めている「あなたとの約束」。

ゼロからCM制作に立ち会った貴重な経験について、春名は「教えていただきながらキャッチコピーを作りましたが、その技に感動しました。いろんな商品のキャッチコピーも、どうやって考えたんだろうと興味を持つようになりました」、彩木は「メンバー全員、5つの作品で演技もしているので、切り替えが大変でした」、清井は「30秒の中で商品の良さを伝えることの難しさが分かって、作っている人はすごいなって改めて思いました。勉強になりました」、根岸は「私の作品では、アニメっぽくパンを揺らしたくても、うまくいかなかったり、食べちゃったりすることもあって、考えている世界観を実践することの大変さが分かりました」、堀は「今回、ご指導のもとでやりたいことをやらせていただきました。キャッチコピーを作るのもおもしろかったし、CMは奥が深い」と振り返った。

「輝け!たこ虹CMソング大賞」の作品である5本のCM風ミュージックビデオは、特設サイトにて公開中。また、2月27日には、1年ぶり10曲全曲新曲となり、今回のミュージックビデオに使用された楽曲5曲もフルサイズで収録されている3rdアルバム「軟体的なボヤージュ」がリリースされる。こちらも要チェックだ。

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