リニア、生態系への影響回避要請

静岡県の8市2町の議長

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 リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、静岡県の8市2町の議長は16日、生態系への影響を回避するとともに、水量、水質の保全に万全の対策を取るよう求める文書をJR東海に提出した。

 要請書は「流域市町の住民は南アルプスを源とする大井川の水を生活、農業、工業の用水で活用しており、水資源、自然環境への影響は重大な懸念事項だ」と指摘。生態系や水量、水質対策のほか、地元住民の安心確保に努めるよう求めた。

 大井川の流量減少対策を巡っては、静岡県とJR東海の意見が対立し、協議が続いている。