2月2日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「絶対正義」（土曜午後11：40＝東海テレビ制作）に、フリーアナウンサーの田中みな実が出演することが分かった。
同作は人間の本質をえぐりだす「イヤミス」小説の新旗手として注目を集める、秋吉理香子氏による同名小説を連続ドラマ化。山口紗弥加演じる正義のモンスター・高規範子が、自らの正義を振りかざして美村里江、片瀬那奈、桜井ユキらが扮（ふん）する友人たちを恐怖に陥れていく。田中が演じるのは、高校時代に望まぬ妊娠をしてしまった時に同級生である範子に助けてもらったという過去を持つ石森麗香。麗香は子どもの頃からタレント活動をしていて後に女優に転身、そして妻子ある男性と不倫関係にあるという役どころだ。
本格的女優デビューの田中は「実は私、大のドラマ好きで、毎クール12～13本は見ているんです。今回ご一緒する主演の山口紗弥加さんは、多くの作品に出演されていて、ドラマ好きの一視聴者としても、とても好きな女優さんです」と憧れの存在との共演に喜色満面。役柄について「子役から芸能界にいる女優という設定ですが、挫折も経験してきているがゆえ、自身のことをよく分かっている気がします。マイペースに振る舞っているようで、調和をとろうとするタイプなのかもしれません」と分析する。
ドラマについては「台本を読み、“正義”とは何だろうと考えさせられました。正しくあろうとすることは間違っていない。しかし、正しすぎる人の傍らにいるのは、時として窮屈で恐怖すらも覚える…。妙な感覚を覚えました。5人の女優たちが時に妖しく、時に激しくぶつかり合います。そして、範子にどう感じるかで、自分がどういう人間か見えてくるミラードラマに、あなたも必ず“恐怖と共感”がクセになることでしょう」とアピールしている。
