向井理が劇中で70年代ムード歌謡を披露!「ジャケ写は家宝にします」

日本テレビ系で今春放送予定の読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」(放送日未定=読売テレビ制作)に、向井理が元歌手の津島浩一郎役で出演し、劇中でオリジナル歌謡曲を披露することが決まった。

ドラマは、現代から1975年にタイムスリップした小沢翼(土屋太鳳)が、年齢も名前も夢も同じ大空つばさ(百田夏菜子)と共に、当時放送されていたオーディション番組「全日本歌謡選手権」に出場してデビューを目指すストーリー。津島は2人の人生を動かすことになる元歌手のちょい悪男という役柄で、向井は「元歌手という役どころでしたので、歌が得意ではないので少し不安はありました。なかなか難しい役柄だと思いますが、その作品の中に生きている人たちを、汚い部分も含め人間臭く表現できれば」と意気込んでいる。

「全日本歌謡選手権」を舞台に、翼とつばさが70年代の名曲の数々を歌うのがドラマの見どころの一つ。歌手時代の津島が歌うシーンもあり、向井は「本格的なレコーディングは初めてでした。僕が歌った歌は70年代中盤の歌謡曲を意識したオリジナルの曲で、ムード歌謡というジャンルになります。石原裕次郎さんっぽくなのかな、グループサウンズさんっぽくなのかなとか、いただいた曲を聴いて自分なりに考えて臨みました」と明かし、「劇中用に白いジャケットでのジャケ写を撮ったのですが、家宝にします」と思い出深い撮影になった様子。

また、「70年代は歌謡曲が一番盛り上がった時代だと思います。『全日本歌謡選手権』をご覧になっていた方は、当時のことを思い出して懐かしく見ていただきたいですし、若い方はあんな時代があったんだと、逆に新鮮に見えて面白いと思います。家族みんなで見られる歌のエンターテインメントになっているので、知っている曲があったら一緒に歌いながら見てほしいです」と世代を超えて楽しめる作品になったとアピールしている。

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