世界No.1GKに疑いなし! チェルシー時代のチェフは”最強”だった

チェルシー時代のチェフ photo/Getty Images

アーセナルのGKペトル・チェフが今季限りでの引退を表明した。36歳とベテランになったことで良いタイミングと考えたようだが、また1人偉大なGKがプレミアの舞台を去ることになる。

アーセナルではやや評価を落としたが、チェフといえばやはりチェルシー時代だろう。特にジョゼ・モウリーニョ第一次政権となった2004-05シーズン、2005-06シーズンはジョン・テリーやリカルド・カルバーリョらを含め、歴史に残る堅守軍団となっていた。

英『TalkSport』によると、ブラックバーンやサンダーランドでプレイしたマイケル・グレイ氏はチェルシー時代のチェフが世界最高のGKだったと振り返っている。

「時代の終わりだね。チェフはマンチェスター・ユナイテッドのピーター・シュマイケルと同列であるべきだ。アーセナルのチェフと言うのは奇妙だね。我々はいつだって最高だったチェルシーでの彼を思い出す。チェルシーでの彼は世界No.1のGKだった。これに疑いはないよ」

英『sky SPORTS』によると、チェフはチェルシー時代に通算220回のクリーンシートを達成している。2004-05シーズンにはクリーンシート達成率が60%を超えており、まさに鉄壁だった。現代のGKに求められる足下の技術という点においては少々苦労していたが、シュートストップの技術ではチェフより上のGKは少ないだろう。チェルシー時代のチェフは間違いなくサポーターの記憶に残り続けるはずだ。

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