アーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーのユヴェントス移籍が決定的になっていると伝えられている。
彼は今季限りで契約が満了になるため、夏に加入した場合は移籍金はかからない。
ここでは、『sportskeeda』による「ユーヴェがフリーで獲得した選手TOP5」を見てみよう。
エムレ・ジャン(2018年fromリヴァプール)
バイエルンでデビューして、レヴァークーゼンでブレイクしたMF。
ブンデスでの活躍によって引き抜かれたリヴァプールでもユルゲン・クロップ監督のもとで重要なメンバーに。
そして、今夏には契約満了に伴い惜しまれつつ、セリエAへと移籍していった。ユーヴェでプレーした10人目のドイツ選手に。
ダニ・アウヴェス(2016年fromバルセロナ)
バルサで大成功を収めた彼が退団を決心した際、新天地はどこになるのか注目を集めた。とはいえ、フリー移籍となるアウヴェス獲得にセリエAの巨人が乗り出したのは驚きではなかった。
リーガで世界最高のサイドバックとしての地位を確立したアウヴェスは、2016年夏にユーヴェと2年契約を結んだ。
時にウィングバックとしてもプレーしたイタリアでも、ゴールとアシストで存在感を発揮。タイトル獲得に貢献したが、1年でパリに去ることに。
サミ・ケディラ(2015年fromレアル・マドリー)
2006-07シーズンにシュトゥットガルトが成し遂げた歴史的なブンデスリーガ優勝において、不可欠な役割を果たしたケディラ。
その後、移籍したレアル・マドリーでもユヴェントスでもリーグタイトルを獲得している。
主軸だったピルロとポグバがいなくなったユーヴェの中盤でも、ソリッドなMFとしての地位を確立している。
ポール・ポグバ(2012年fromマンチェスター・ユナイテッド)
マンチェスター・ユナイテッドが有望株のひとりだった彼を無償で手放し、4年後に当時の世界最高額で買い戻したことは誰もが知っている。
ポグバとユナイテッドとの賃金騒動(プレータイムの欠如も)を最大限に活用して彼を引き抜いたユーヴェ。その後、19歳の大器は瞬く間にブレイクを遂げる。それからの飛躍は言うまでもないだろう。
フリーで獲得した選手を100億円を超える金額で売る。ユーヴェは自分たちが移籍マーケットにおける本物のキングであることを証明してみせた。
※実際には24歳以下の移籍だったので、ユーヴェはユナイテッドに80万ポンド(現レートで1.1億円)の補償費を支払っている。
アンドレア・ピルロ(2011年fromミラン)
近年最高のイタリア人選手について話す時、彼はトップ3には間違いなく入ってくるはずだ。
魔法の様なタッチとビジョンを兼ね備えたワールドクラスの選手だったピルロ。セリエAにおいて比類ないクリエイティブさを放った。
ミラン在籍時にありとあらゆるタイトルを獲得しつくしていたが、さらなる成功に飢えていた彼はユーヴェへの移籍を決断。
移籍決定直後、ブッフォンは「彼のようなレベルの選手をフリーで補強できた。これは世紀の獲得だ」とさえ言った。そして、ピルロはそれを証明してみせた。