39種の渡り鳥が越冬、個体群規模は10万超に 河北省衡水湖

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39種の渡り鳥が越冬、個体群規模は10万超に 河北省衡水湖

 【新華社衡水1月17日】中国河北省の衡水湖(こうすいこ)湿地・鳥類保護協会はこのほど、衡水湖で越冬する渡り鳥が39種類となり、総個体群規模が10万羽超に達したことを明らかにした。

 同協会の李宏凱(り・こうがい)事務局長はこのほど、衡水湖で100羽前後のオオバンの群れを再び観察した。李氏によると、オオバンはもともと衡水湖で越冬する鳥ではなかったが、衡水湖は水質が良く魚類資源が豊富なため、2017年から越冬するようになったという。オオバンの他、アオサギやユリカモメがここ数年、新たに衡水湖で越冬するようになったことが観察されている。これらの鳥は黒竜江省や吉林省の他、モンゴル東部やロシア東部などから飛来している。

 衡水湖における環境保護の取り組み拡大や生態系回復の加速化、関連法執行の保護監督作業の推進に伴い、衡水湖の鳥類の数は少しずつ増加傾向を示しており、今年衡水湖で越冬する渡り鳥は、例年より2割以上増加している。

 李氏によると、現在、衡水湖で越冬している渡り鳥は、数年前の20種余りから39種まで増えたという。渡り鳥は南下する距離が長いほど移動中のリスクが高まるため、衡水湖という近距離の越冬地を選ぶことで移動の負担やリスクを軽減している。衡水湖での越冬は、鳥類の個体群規模の維持の面でも非常に重要な意義を持っている。(記者/張碩)