「西郷どん」舞台裏語る 日立 原作者の林真理子さん

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「西郷どん」にまつわるエピソードを話す林真理子さん=日立市若葉町

小説家でエッセイストの林真理子さんが12日、日立市若葉町の日立市民会館で講演した。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」にまつわるエピソードなどを紹介。「私が大河を書いたことで業界が活気づいている。将来、もう一度、大河ドラマの原作を書きたい」と意欲を見せると、会場から大きな拍手が送られた。

講演会は県県北生涯学習センターが主催し、林さんは「西郷どんを書き終えて」と題して講演した。「西郷のような偉人を書くのは荷が重すぎると思ったが、背伸びなくして成長なしがモットーなので書くことに決めた。西郷の行動から国や家族、妻への愛、人間性に触れる内容に取り組んだ」と話し、作品執筆の経緯などを明かした。また脚本家とのやりとりや取材先でのエピソードなども紹介。「書き終えたときは泣いた。2年間とても大変だった」と振り返った。

最後に林さんは「人間の深いところをえぐり出せるような小説を書いていきたい。もう一度大河ドラマも書いてみたい」と話した。