〔口永良部島噴火〕噴煙は火口縁上6000mまで上昇 降灰は種子島まで達する予想(1/17)

きょう17日09:19頃発生した鹿児島県屋久島町の口永良部島の噴火について、気象庁は09:59に降灰予報を発表し、口永良部島では多量の降灰が予想されるとして、多量の降灰が予想される範囲内では外出を控えるなど警戒を呼びかけています。
また、気象衛星画像から、今回の噴火では火口縁上6000mの噴煙を観測しており、火山灰は火口から東方向に流れ、少量の降灰は種子島まで達すると予想されています。
なお、SNSでは、屋久島と種子島で降灰が車のフロントガラスに付着しているとの投稿がみられます。

■降灰が予想される地域(気象庁、17日16:00まで)
【多量】
・鹿児島県:屋久島町(口永良部島)
【やや多量】
・鹿児島県:屋久島町(屋久島)
【少量】
・鹿児島県:中種子町、南種子町(いずれも種子島)

■降灰予報:予想降灰量とその対応
・多量(1mm以上)    :火山灰が巻き上げられ、視界不良となり、地面は完全に覆われる状態。この範囲内では不要な外出や車の運転は控えてください。 
・やや多量(0.1mm~1mm):火山灰が降っているのが明らかに分かり、路面表示が見えにくくなる状態。この範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、車は徐行運転を心がけてください。
・少量(0.1mm未満)   :火山灰が降っているのがようやく分かり、地面にうっすら積もる状態。

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