ロータスブースには最強エクシージ&レーシングカーが登場
日本国内でもマニアックなスポーツカーファンから絶大な支持を集め、プレスカンファレンスでは「日本はロータスにとって大切な市場です」という言葉もあったロータス。東京オートサロン2019の展示ブースには、レーシングカーを含む3台を出展した。
エクシージ 430CUP
東京オートサロン2019で日本初公開となったエクシージの最強モデルが、エクシージ 430CUP。クーペボディとタルガトップをラインナップするスパルタンな2シーターのミッドシップリアルスポーツカーだ。
436馬力にパワーアップされた3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンを搭載し、その性能は0-100km/h加速僅か3.3秒、最高速290km/hという凄まじいもの。組み合わされるトランスミッションは6速MTだ。ダウンフォースの増大に始まる空力性能の向上、調整幅の広いサスペンションの採用といったチューニングも抜かりなく施されている。
販売台数は限定10台で、価格は1728万円だ。
エクシージ スポーツ350
エクシージ スポーツ350自体は既存のモデルだが、東京オートサロン2019には、ナンバー付のロータス車を使ったワンメイクレース「ロータスカップ」参戦用の車両が展示された。
2019年シーズンは3月16、17日に鈴鹿サーキットで行われる開幕戦から5戦が予定され、参戦車両の準備としては安全装備、スポーツ走行用のパーツが必要となる。費用は工賃を含め300万円程度とのことだ。
SGT-エヴォーラ
今年のスーパーGTにおけるGT300クラスにエヴォーラで参戦するCars Tokai Dream28チームの参戦車両も展示され、参戦体制も発表された。ドライバーは高橋 一穂、加藤 寛規両選手が継続となる。車両のカラーリングは2018年までの黒基調のものから、2019年仕様は白基調に変更されている。
[著者:永田 恵一 / 撮影:和田 清志]