1月中は気温変動大 寒気南下する時期も 1か月予報

気象庁は17日、向こう1か月の予報を発表した。東・西日本と沖縄・奄美は、1週目は気温が高い予想となっている。一方、2週目は大陸から強い寒気が流れ込んで平年並みか低くなり、1月中は気温の変動が大きくなりそうだ。ただし、向こう1か月間の気温にならすと、東・西日本はほぼ平年並みで、沖縄・奄美では平年並みか高くなる見込み。

17日発表の1か月予報(平均気温、1月19日~2月18日)。出典=気象庁HP

 北・東日本の日本海側は、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、向こう1か月の降水量は平年並か多い予想となっている。また、東日本の日本海側では、向こう1か月の降雪量は平年並か多くなりそうだ。

17日発表の1か月予報(降水量、1月19日~2月18日)。出典=気象庁HP

週ごとの予報によると、1週目(1/19~25)は北・東日本の日本海側は北西の季節風の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雪(雨)の日が多い見込み。また、北日本の太平洋側は気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少なくなりそうだ。

 

17日発表の1か月予報(平均気温、1月19日~1月25日)。出典=気象庁HP

2週目(1/26~2/1)は、北日本の太平洋側は引き続き気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない見通し。東・西日本は冬型の気圧配置が強まりやすく、西の地方ほど寒気が流れ込みやすいパターンとなりそうだ。このため、東・西日本の日本海側は平年に比べて曇りや雪(雨)の日が多いが、太平洋側は平年に比べて晴れの日が多くなる見込み。気温は、北日本で平年並だが、東日本以西は平年並みか低い予想となっている。

17日発表の1か月予報(平均気温、1月26日~2月1日)。出典=気象庁HP

3~4週目(2/2~2/15)は、北日本で気圧の谷の影響を受けやすく、太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ない見込み。気温は、北・東・西日本でほぼ平年並みだが、沖縄・奄美で平年並か高い見通しとなっている。

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