自慢の豚まんずらり 熊本城復興支援でチャリティーイベント

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豚まんを買い求める人でにぎわった「豚饅サミット」=17日、熊本市中央区

 熊本地震で被災した熊本城の再建を支援しようと、神戸市や仙台市の中華料理店など5店舗が17日、自慢の豚まんの詰め合わせを販売するチャリティーイベントを熊本市中央区の花畑広場で開いた。

 「KOBE豚饅[ぶたまん]サミットin熊本」と銘打ち、阪神大震災から24年となるこの日に、昨年に続いて催した。神戸市の「老祥記[ろうしょうき]」「四興樓[しこうろう]」「三宮一貫楼[さんのみやいっかんろう]」、仙台市の「桂雀花[けいじゃんか]」に加え、地元の「山水亭」が参加。各店こだわりの豚まんが一つずつ入った5個入りの詰め合わせを500円で販売した。

 昼時には買い求める人が列を作り、寒空の下、豚まんが蒸し上がるのを待った。湯気を感じながら、その場で味わう人もいた。

 売り上げの全額は18日、熊本市に寄付し、熊本城の復旧費用に充てられる。

 「三宮一貫楼」の安藤孝志さん(45)は「1月17日は神戸の発信力がひときわ高まる日。阪神大震災や東日本大震災、熊本地震を風化させず、被災地に寄り添いたい。豚まんを買ってもらうことで復興の手助けができれば」と話した。

 最初に購入した東区栄町の溝口毅さん(75)は阪神大震災時は兵庫県西宮市で暮らし、自宅が半壊したという。「あの震災からもう24年。熊本地震からはもうすぐ3年を迎える。熊本も復興が早く進むと良いですね」と思いを巡らせていた。(松冨浩之)