中国代表選手は、なぜ中東でのアジア杯で長袖を着ていたのか

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先日からUAEで行われているアジアカップ2019。中国代表チームはキルギス、フィリピンに連勝し、決勝トーナメント進出を決めた。

そして16日に行われた韓国との試合では力負けし、2-0というスコアで敗北。グループBの2位となり、ベスト16ではタイと対戦することが決定している。

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今回のグループステージで中国の3試合は現地時間で午後3時、午後5時半、午後5時半のキックオフだった。したがってかなり暑い気候で行われているのだが、背番号5を着けたチャン・リンペンは長袖のインナーを着用している。

それはなぜかといえば、中国サッカー協会が昨年から「タトゥーを公に見せることを禁止」しているためだ。

習近平主席はサッカー選手に対して「次世代の選手や両親に前向きな価値を与えること」を求めており、入れ墨を統制したいという考えを持っているからだという。

チャン・リンペンは特に両腕、右足、首、背中などにかなり大きなタトゥーを入れているため、長袖のインナーを使用しなければならなかったのだ。

一部しかタトゥーを入れていない選手たちはテーピングでカバーすることができるが、チャン・リンペンはそれでは隠しきれなかったのである。

監督のマルチェロ・リッピ氏は、試合の前日会見で入れ墨についての質問を受けた際、「それは細かいことだ。私はそれについて話したくはない」と答えたとのこと。

ベスト16のタイ戦は現地時間午後6時のキックオフとなり、グループステージよりは低い気温の試合となる。チャン・リンペンら余分なウェアを着用しなければならない選手たちにとっては戦いやすくなるだろう。