倉庫跡地に並ぶオリジナル家具 ウィリアムズバーグにある「Organic Modernism」

広い倉庫跡地にセンスのよいオリジナル商品が並ぶ

素朴で丸みのある木や、温かみのあるファブリックなどが使われた、思わず触りたくなる家具たち。近辺を歩いていて、センスのいい家具屋さん&巨大ショールームを発見しました。

先日、日本の建築会社御一行が視察に訪れた際、あまりにショーウィンドーがすてきなので、アポなしで店内をのぞいてみたら、温かく迎え入れてもらえました。元倉庫の広々としたスペースにセンスよい家具が並んでいて、視察の方にもとても喜んでもらえました。

触りたくなるウォールナッツ製素材

(左から)スタッフのマークとクライブ

「コンニチハ~」とカタコトの日本語で迎えてくれたのは、英国出身のフレンドリーなスタッフ、クライブ・デフィファーリー。以前ロンドンでリムジンサービスをしていたときに、日本企業の顧客が多く、日本語を覚えたそう。

家具に関しては、これまでジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)、コンラン・デザイン(Cornran Design)、ノール(Knoll)などでコンサルタントやセールスなどの経験があり、インテリア業界歴21年のベテラン(&ミュージシャン)です。

「ミッドセンチュリーモダン、デンマーク風、ニューヨークシックがミックスしたスタイルは、照明器具以外は全て、うちのオリジナルデザインだよ」とクライブ。

インテリア業界35年、以前はフランチャイズの家具屋を経営していたこともある、マーク・ワイントラウブ。人気のデザインを聞くと、「ウォールナッツ製のイスや、ブラス(真ちゅう)素材が使われている家具が売れ筋です」とのこと。

世界13カ所。ウィリアムズバーグが旗艦店

丸みがある触り心地が滑らかウォールナッツ製のイス(595ドル)色違いがそろう

同社はチェルシーとトライベッカ、さらにはロサンゼルスと香港にも支店があり、日本をはじめ世界13カ所にも拠点を置いて家具を販売。そして、このウィリアムズバーグが旗艦店です。製造工場は香港ととジャカルタにあり、独自生産しています。

手ごろな価格帯のものもあり、皮と木を使ったストゥールやファイバーグラスの回転イスは50ドル。ギフトにおすめのキャンドル類などもそろっています。

All Photos: © Kasumi Abe

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