「稀勢の里」へ投稿次々 惜別の声やまず

「県民の声」へ

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「一緒に夢を見られた」「もういいよと、涙が出た」「真っ向勝負の姿にお疲れさま」-。大相撲の横綱稀勢の里関が引退表明したのを受け、本紙投稿欄「県民の声」に16、17日、多くの意見が寄せられた。投稿には、郷土が生んだ横綱の取組を温かく見守り続けた姿勢がうかがわれる。投稿テーマは自由で、同じ日に同じテーマの投稿が相次ぐのは異例。両日中にファクスとメールで届いた9本を抜粋して紹介する。

■勇気をくれた
▼語る言葉は少ないが、血のにじむような努力をしてきた背中がいつも勇気をくれた。優勝した時は涙が止まらなかった。大きな夢を一緒に見ることができて幸せだった。(常陸太田市、家事手伝い、猿田朝香、23歳)

▼プレッシャーに押しつぶされそうになったこともあったと思う。悲願の横綱昇進を果たして臨んだ場所で優勝するなど、たくさんの感動を与えてくれた。茨城の誇り。本当にありがとう。(日立市、会社員、戸井田嘉弘、39歳)

▼親方として後進の指導に当たるということで、これからも活躍を温かく見守っていきたい。(下妻市、団体役員、植竹宏之、77歳)

■ゆっくり休んで
▼本来の力が出せていない印象を持った。もうこれ以上やらなくていいよと、思わず涙が出た。日本人横綱の期待をかけられ、懸命に頑張り続けた姿は立派。(水戸市、家事手伝い、坂場和美、38歳)
▼長いこと白鵬関が君臨する中で、白鵬キラーとしての存在はどれほど土俵を沸かせたことか。今はゆっくり休んで。(牛久市、団体役員、清水忠義、88歳)
▼途中で諦め、投げ出すことなく最後まで取組にこだわった精神の強さは皆が学ぶべき。(日立市、無職、五味伸広、62歳)

■けがなければ
▼もし、けがの回復を待って数場所休場していれば、もっと賜杯を手にしていただろう。残念だが、真っ向勝負に徹した姿にお疲れさまと言いたい。(常陸太田市、県立高勤務、篠原睦美、62歳)
▼潔い引退。これで重責から解放される。でも悔しくてならないはず。経験を無駄にせず、これからの生き方や後進の指導、相撲界のために生かしてほしい。(筑西市、農業、坂入清二、68歳)
▼残念の一言に尽きる。けがに苦しんだ体を戻し、新たな気持ちで後進の指導に当たって。(北茨城市、無職、野口久太郎、80歳)