日本付近は強い冬型の気圧配置が続いている。きょう18日も日本海側では北陸や北日本を中心に雪となり、ふぶきになる所がありそうだ。
一方、太平洋側ではきょうも広く晴れて、空気の乾燥した状態が続く。
日本海側は北陸や北日本中心に雪 ふぶく所も
午前5時現在、山陰から北の日本海側に雪雲や雨雲がかかっている。山陰の雨や雪は日中には範囲が狭まるが、北陸や北日本では夜にかけて雪が続く見込みだ。風が強く、ふぶきになる所もあるため、車の運転などは注意が必要となる。
また、北陸では雷を伴う所もあるため、落雷や突風などにも併せて注意が必要だ。
太平洋側は乾燥つづく 火の元・インフルエンザ注意
一方、太平洋側はきょうも広く晴れて、空気の乾燥した状態が続く。西日本では午前中、雲の広がる所はあるものの、天気の大きな崩れはない見通し。
予想最小湿度は東京で20%、名古屋で33%など、特に東日本で低くなっている。東京と名古屋はいずれも今月に入ってまだ0.5ミリしか雨が降っておらず、空気がカラカラに乾いている状況だ。
火災が起きやすいだけでなく、インフルエンザにもかかりやすくなっているため、十分な注意が必要となる。
東・北日本は真冬らしい寒さ
日中の気温は西日本ではきのうよりも高く、この時季としても高めで12℃前後の予想だ。一方、東日本や北日本ではきのうほど上がらず、最高気温は東海や関東で10℃前後、北陸・東北南部は5℃前後、東北北部は0℃前後。北海道は日中も氷点下の予想で、真冬日となる見通し。
また、東日本や北日本を中心に北よりの風が強まるため、一層、空気が冷たく感じられそうだ。(気象予報士・多胡 安那)