『Telegraph』は17日、「リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督は、臨時記者会見で70分の講義を行った」と報じた。
先日行われたダービー・カウンティ戦の前、相手の練習にスパイを送っていたことが判明したリーズ・ユナイテッドのビエルサ監督。
勝点の剥奪などの罰則があるのではないかと言われる中で臨時の記者会見が行われたが、なんとその内容は70分に及ぶ「サッカーの分析」についての講義だったという…。
マルセロ・ビエルサ 「ビルバオの監督だった時、コパ・デル・レイの決勝でバルセロナに0-3で負けた。
バルセロナの監督だったグアルディオラと会った時には、私が持っている情報を全て伝えた。彼は『私よりバルセロナのことをよく知っているな!』と言っていたよ。
私は、自分の不安を取り除くために分析をしているのだ」
「今や対戦相手のことを見るのに練習へ行く必要はない。それなのになぜ行くのか?それはルールに抵触しない、問題を起こさないと思っていたからだ。
情報資料を作る20人の担当者がいる。しかしその全てが必要なわけではない。なぜか?それは『十分に準備しなければ罪悪感を感じてしまう』からだ。
言いたいのは、このリーグではもっと調査を簡単にしようということだ。私の目標はそれだ。他の人が欲しいものは与えるつもりだ。
私は自分の行動が観察されていると考えている。対戦する前には全てのライバルを観察し、全てのトレーニングセッションを見る。
ダービー・カウンティは4-3-3で49.9%の試合をした。頭の中にはそのような情報はないが、この資料に答えがある。
1つひとつの試合に4時間の作業が必要だ。なぜか。それがプロの仕事だと思うからだ。360時間がかかった」