モドリッチの後継者へ レアルがトッテナムの司令塔を欲する”4つ”の理由

トッテナムのエリクセン photo/Getty Images

トッテナムで絶対的な司令塔として活躍するMFクリスティアン・エリクセンには、レアル・マドリードが興味を示していると伝えられている。エリクセンがワールドクラスのMFと評価されているのは間違いないが、なぜレアルはエリクセンを欲しているのか。スペイン『as』は、レアルが興味を示す4つの理由があると紹介している。

1.モドリッチの後継者

昨年バロンドールを受賞したルカ・モドリッチには移籍の話題もあり、年齢も33歳とベテランの域に入っている。エリクセンはポジション的にも理想の後継者と言えるだろう。

2.レアル相手のパフォーマンス

トッテナムとレアルは昨季のチャンピオンズリーグ・グループステージで対戦しており、トッテナムのホームで迎えたゲームでは3-1でトッテナムが勝利を収めている。エリクセンはこのゲームで得点も決めており、直接エリクセンのプレイを見ていることもレアルが興味を示している理由だ。

3.若くて経験豊富

エリクセンは26歳なので若手とは呼べない年齢だ。ただ、10代の頃からアヤックスで活躍していたこともあって経験値が豊富だ。アヤックスでは150試合以上に出場し、トッテナムでも250試合を戦っている。26歳としては驚くほどの経験値だ。そうした部分もレアルは評価しているという。

4.契約が2020年まで

トッテナムはエリクセンとの契約を延長しようと動いているが、今のところは2020年までとなっている。レアルのみならず、エリクセンを引き抜くならば今がベストタイミングと言えよう。エリクセンの気持ちによっても変わるだろうが、レアルは交渉を有利に進められるとの考えがあるようだ。

レアルの中盤では若手も出てきているが、やはり実力ではエリクセンが上をいく。モドリッチの後継者としては理想的な選手だ。引き抜きは簡単ではないが、レアルにとって久々の大物獲得となるか。

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