サムスン、4ビットMLCを採用したテラバイトクラスのストレージSamsung SSD「860 QVO」を発売

日本サムスン株式会社の販売特約店であるITGマーケティング株式会社は、サムスンの最新4ビットMLC(Multi Level Cell)V-NANDフラッシュを採用したSATA 3.0(6Gbps)インターフェース対応のSSD「860 QVO」を2019年1月下旬より順次販売する。希望小売価格はオープン。ラインナップ、市場想定価格は以下の通り。

「860 QVO 1TB」市場想定価格:税込17,500円

「860 QVO 2TB」市場想定価格:税込40,000円

「860 QVO 4TB」市場想定価格:税込79,000円

860 QVOは、最新の4ビットMLC V-NANDと実績のあるMJXコントローラを採用したことで、最大550MB/sの読み出し速度と最大520MB/sの書き込み速度を実現。Intelligent TurboWrite(インテリジェントターボライト)テクノロジにより書き込み速度を高速化し、可変容量のバッファを拡大して長期間にわたって高パフォーマンスを維持するとしている。Samsung V-NANDテクノロジを採用した860 QVOの限定保証は、3年間または最大1,440TBW(=Total Byte Written:総書き込みバイト量)。

ECCアルゴリズムと新しいMJXコントローラで処理を高速化しており、向上したキュー対応TRIMにより、Linuxの互換性がアップするとしている。また、複数のストレージソリューションをシンプルで高速な1つの大容量SSDにアップグレードすることで、OSアプリケーションと大容量のデータの両方を1つにまとめることができる。

管理ソフトウェア「Samsung Magician」(日本語対応)はドライブの健康状態を監視する管理ソフトウェア。一連の使いやすいツールによりドライブを常に最新の状態に維持し、パフォーマンスの向上も可能。

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