アジアの頂点を決めるAFCアジアカップもグループステージ全日程が終了し、最終順位が確定した。3連勝を飾った日本代表は、決勝トーナメント1回戦で強敵サウジアラビアと対戦する。
【アジアカップ】塩谷の豪快ミドル炸裂!ウズベキスタンに逆転勝利した日本がグループ首位で決勝Tへ!
グループA
UAEとタイがグループステージ突破を決めているグループA。無敗で3試合を駆け抜けたUAEは決勝トーナメント1回戦でキルギスと対戦する。また、タイは中国との一戦が決定し、3位ながら勝ち点4と好成績を残したバーレーンが滑り込みでグループ通過を果たしている。
グループB
グループBでは、負ければグループステージ突破の夢がついえるオーストラリアが最終戦でシリアと対戦した。点の獲り合いとなた同カードは、後半アディショナルタイムにオーストラリアがゴールを決め、2位通過で決勝トーナメント進出を果たした。
グループC
韓国と中国の首位対決が行われたグループCでは、試合前に韓国代表に合流したソン・フンミンが違いを作る。先制点のPKを獲得すると、2点目のアシストもソン・フンミンが演出し、3連勝で韓国の首位通過が決定した。また、1勝2敗だったキルギスが得失点差0という成績を残し好成績を残した3位枠として決勝トーナメント進出を果たした。
グループD
3試合で7ゴール、失点は一度も許さなかったイランが得失点差でグループ首位通過を達成した。決勝トーナメント1回戦は3位枠で上がってきたオマーンと対戦することが決定しており、奇跡の無失点優勝を狙う。
グループE
最終戦前にグループステージ突破チームが確定していたグループEでは、首位通過を懸けてカタールとサウジアラビアが対戦した。北朝鮮で4ゴールを叩き出したアルモエズ・アリが今試合でも絶好調で、PKを含む2得点を記録。得点ランク断トツ首位の7得点とエースが活躍し、カタールが首位でグループステージを終えた。
グループF
前節からスタメン10人を入れ替える大幅なターンオーバーを敢行した日本代表は、最終戦のカザフスタン代表で先制を許す苦しい展開に。2位で終えれば前回大会王者オーストラリア戦となる日本だったものの、武藤嘉紀のヘディング弾で追い付くと、後半には塩谷司の豪快ミドルが炸裂。逆転勝利を収めた日本は、決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアとの一戦に臨む。
決勝トーナメント1回戦組み合わせ結果は以下の通り
ヨルダン vs ベトナム
タイ vs 中国
イラン vs オマーン
日本 vs サウジアラビア
オーストラリア vs ウズベキスタン
UAE vs キプロス
韓国 vs バーレーン
カタール vs イラク