玉木宏が友人・上地雄輔にいたずら?「靴なくなった」

NHK BSプレミアムで2月3日スタートの連続ドラマ「盤上のアルファ~約束の将棋~」(日曜午後10:00)の第1話完成試写会が行われ、主演の玉木宏、共演の上地雄輔、比嘉愛未、近藤正臣が参加した。

同作は作家・塩田武士氏による将棋をテーマにした同名小説を連続ドラマ化したもので、オレ様的な性格が災いして、花形社会部から文化部将棋担当となった新聞記者・秋葉隼介(玉木)が、無謀にもプロ棋士を目指す真田信繁(上地)と出会ったことで成長していくストーリー。ドラマには羽生善治九段はじめ現役棋士も登場し、連続テレビ小説「朝が来た」(2015年)で父子を演じた玉木と近藤が別の形でコンビを復活させるのも見どころとなる。

20代前半の頃からの遊び仲間という上地との初共演に玉木は「仕事をするのは初ですが、20代前半の頃から一緒に遊んでいた仲。ようやくこの作品で一緒に仕事ができた。最近は同年代と仕事をすることが少なくなってきているので、そんな中でタッグを組めたというのは思い出深い」と念願の顔合わせに感じ入っていた。

一方、上地は「僕は売れていない時期が長くて、20代はほとんどバイトでした。そんな時に玉木くんは第一線で戦っていまして、いつか肩を並べてやりたいと思っていた」と懐かしむも、「でも現場では玉木さんにいじめられて。靴がなくなる、楽屋の名前も消される。そんないじめを受けました」とジョークで照れ隠ししていた。

秋葉の恋人・斎藤恵子役の比嘉は「私自身、将棋初心者なので『どうなるものか?』と思いましたが、私のような将棋初心者が見てものめり込めるような濃厚な作品になりました。将棋は盤上の板を挟んで静かにやるものだと思っていたけれど、上地さん演じる真田が侍に見えてきて、刀は持っていないけれど、内なる刃物を向けた真剣な戦いがあった」と感動。真田の師匠・千田正三役の近藤は「完成したものを見たら、泣きました。それだけいい作品になった。1話見たら、必ず全話見ますよ」と自賛していた。

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