「ワカコ酒」主演・武田梨奈のすてきすぎる自分へのご褒美とは!?「両親を奇麗な海がある外国へ連れていってあげたい」

「ワカコ酒」主演・武田梨奈のすてきすぎる自分へのご褒美とは!?「両親を奇麗な海がある外国へ連れていってあげたい」

“酒呑みの舌”をもつワカコ(武田梨奈)が、「ぷしゅー」とおいしいお酒とおつまみを堪能する姿がかわいい「ワカコ酒 Season4」(BSテレ東)。誰もが毎日行う“食べて、飲む”ということを丁寧に描き、「こういうことあるよね!」と共感を呼んでいる本シリーズ。その人気は回を追うごとに増し、ついにSeason4です。

今回、言わずもがな主役のワカコを演じる武田梨奈さんを直撃! Season4ならではのワカコへの熱い思いや、自分へのすてきなご褒美について語っていただきました。

──毎回大好評の「ワカコ酒」が早くもSeason4ということで、武田さんご自身は人気の理由はなんだと思いますか?

「私も台本を読んだ時に感じたんですけど、日々のちょっとした出来事や言葉を特別なものに感じるワカコの考え方や、お酒や食べ物に対する思いなど、当たり前のようで当たり前じゃない日常への感謝を描いているので、そこが視聴者の皆さんに『いいな』と思ってもらえているんじゃないかなと思います」

──普通に過ごしてしまいがちな日常をあらためて振り返ってみると、随所に小さな幸せがたくさん感じられるということですよね。

「そうなんです! そこがすごくすてきなドラマだと思っていて。食材はもちろん、作ってくださる料理人の方に対してもリスペクトと感謝を込めていただくのがワカコの魅力なんだろうなと感じます」

──作中でも仕事で失敗して落ち込んでいる時に、おいしい食べ物とお酒で元気になるというシーンがよく出てくると思うんですけど、武田さんご自身はおいしいご飯やお酒で励まされたようなエピソードはありますか?

「ほぼ毎日ですね(笑)。私は食べることもお酒を飲むことも大好きなので、それで1日をリセットしたりします。食べたものや飲んだものによっては、次の日にも影響する場合があるじゃないですか? そんな時は自分の体の中で生きていってくれていると実感するので、いただくものに『感謝しなきゃな』と思います。あと、先日ほかの番組のロケで京都のある飲食店にお邪魔させていただいた時に、私がお料理を堪能していると、作ってくださった方たちが『おいしく食べてくれるのが一番うれしい』とすごく喜んでくれたんですね。そういった思いも食べ物に込められているんだなとあらためて感じました。私はその料理のおいしさに感動していたんですけど、それに料理人さんたちが感動してくれて、それにさらに私が感動してってすごい積み重なっていて(笑)。お酒や食べ物は本当にエンターテインメントだと思いますね」

──他の番組でも食べるドラマは結構ありますけど、その中でも「ワカコ酒」は料理が出てくるまでの過程を丁寧に描いていますよね。

「出来上がったものだけじゃなく、作る過程を描いていて、その中でもこんなに手間暇かけておいしいものに出来上がっているんだということがちゃんと描かれていますよね。そこも、皆さんがこのドラマを支持してくださる理由の一つなのではと思います」

──ワカコの演じ方で、今までと比べて変化をつけてみた部分などありますか?

「基本的には、変わらない姿がワカコの魅力だと思うのであまり変えていないんですけど、個人的には『ワカコ酒』をSeasn1、2、3とやってきた中でワカコへの愛が深まっているので、そういった意味ではワカコに対しての感情移入が強くなっています(笑)。だから、今まではそれぞれの監督に『こういうリアクションをしたいと思います』といろんなことを相談していたんですけど、今回は監督たちの方から『ワカコのことは武田さんが一番分かっているんで、任せます!』というスタンスで信頼して投げかけてくださったので、あらためてワカコを大切に演じていこうと意識していました」

──より武田さんの愛が詰まっているんですね!

「そうですね! だからこそ自分の中で勝手にプレッシャーを感じて、完成を見るのがすごく怖かったです。完成版を見たスタッフの人たちに『どうでした?』とすぐ意見を聞いていました」

──以前の取材時には『武田鉄矢さんに説教されながら飲んでみたい』とひそかな願望を明かしてくださいましたが、実現しましたか?

「まだです(笑)。いつかドラマのゲストにも来ていただけるように、頑張りたいです! 今回は吉田類さんとの共演という目標がまた一つかなえられました」

──じゃあ、次のシーズンあたり…(笑)。

「そうですね! (小林教子プロデューサーを見つめながら)近い将来ぜひお願いしたいですね!!(笑)」

──ワカコは一人酒を自分へのご褒美にしていますが、武田さんご自身の自分へのご褒美は何でしょうか?

「海外に行くことです! プライベートで海外に行ったことがなかったので、去年から1人で海外に行くことに挑戦しています(笑)」

──結構ハードル高いですよね!?

「高かったです! だけど、今まで仕事で行く時にはスタッフに飛行機やホテルの手配など全部やってもらっていたので、1人で言葉も分からない国に行って全部やってみたいなと思って行きました」

──どこに行かれたんですか?

「上海(中国)とセブ島(フィリピン)、タイに行きましたね。最初は何も分からなくて『どうしよう!?』とすごく怖かったんですけど、そこで旅行に来ていたベトナムや韓国の人たちと出会えたことがすごく大きくて。仲良くなって、みんなで飲みに行ったりしました。日本に帰ってきてもいまだに会うくらい(笑)。いろんな職種の方がいらっしゃるんですけど、みんな夢があって頑張っているのですごく刺激的で私も励まされてます」

──がっつりお友達ですね!

「はい(笑)。この年になると、なかなか新しい友達ってできなかったんですけど、思い切って海外に行ってみたらそういう出会いがあって、すごく仲良くなれました。去年は海外に行けなかったので、今年は両親を連れて奇麗な海があるところに行きたいなと思っています。両親とも日本以外のビーチに行ったことがないので、それを自分のご褒美と、両親への一つの恩返しとして連れていってあげたいです!」

【プロフィール】


武田梨奈(たけだ りな)
1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。 ドラマ「ヘヤチョウ」(テレビ朝日系)、「赤かぶ検事奮戦記 京都祇園おんな殺人事件」(TBS系)、主演映画「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」、「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる」、「殺る女」、「世界でいちばん長い写真」(すべて2018年)、舞台「ラヴ・レターズ」(15年)などに出演。映画「Shambhala-シャンバラ-」「ヤンゴン・ランウェイ」が今年公開予定。

【番組情報】


「ワカコ酒 Season4」
BSテレ東
月曜 深夜0:00~0:30(1月21日は、深夜0:15~0:45)

【プレゼント】


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取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
撮影/蓮尾美智子
ヘア&メーク/佐々木愛
スタイリング/加藤みゆき、岡本佳子

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