ヴェンゲル解任で何が変わったんだ?プティが古巣アーセナルに怒る

『Mirror』は17日、「元フランス代表MFエマニュエル・プティは、現在のアーセナルに苦言を呈した」と報じた。

昨季限りでアーセン・ヴェンゲルが退任し、ウナイ・エメリ新監督がやってきたアーセナル。しかしこの6試合ではわずか2勝と苦しんでおり、4位のチェルシーからも6ポイントの差をつけられている。

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かつてアーセナルでボランチとして活躍した評論家のプティは以下のように話し、ヴェンゲルが離れてからも何も変わっていないと批判した。

エマニュエル・プティ 「ヴェンゲルが退任したが、同じような物語が起こっているように感じるよ。

一つの時代が終わった。そしてアーセナルにはもっと期待していた。失望している。

みんな、ウナイ・エメリ監督はアーセン・ヴェンゲルと同じ問題に直面していると言う。何も変わっていないね。じゃあなぜヴェンゲルを解任したのか?

監督を解任したのなら、革命を起こす必要がある。しかし疑問がある。なぜアーセンを解任したのか?誰かがその答えをくれるのなら、本当にありがたいことだけどね。

ウナイ・エメリに権限を与えて革命を起こすことを許し、ピッチ上の新しいスタイルに合う選手を獲得する。それがなければ混乱を生み出す。

このチームはタイトル争いをするには十分じゃないよ。3~4位争いをするのならばその強さがあるけどね。そして、それはこの数年ずっとそうだった。この事実を理解するために魔法を使う必要もないね。

私は考えていたよ。『ああ、アーセナルはヴェンゲルを解任する正当な理由があったのだ』と。しかし、だからクラブには革命を期待していたが、それは起こらなかった。

アーセンを解任したのに、エメリに権限を与えない。正直に言って、何も起こってないじゃないか。これまでと全く同じだ。

ヴェンゲルが離れてからも、チームのプレーの方法に多くの変化は見られない。

ただ、私はまだウナイ・エメリには確信を持っている。才能ある監督だ。しかし、彼は自分の選手を選ぶ必要がある。間違いなくアーセナルはチームを変える必要があるよ」

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