昨夏レアル・マドリードからユヴェントスに加わったFWクリスティアーノ・ロナウドは、33歳からの移籍ということもあって少しの疑問もあった。何より移籍金は1億1200万ユーロと高額で、セリエAでの得点量産は難しいとの意見もあったのだ。
しかし、ロナウドはセリエAでも特別な存在だった。リーグ戦では14得点を記録して得点ランク首位を走り、16日のイタリア・スーパー杯ではミラン相手に決勝点を記録。圧倒的な勝負強さを見せてチームにタイトルをもたらした。
この活躍にスペイン『MARCA』は、良い補強だったとユヴェントスの判断を絶賛している。今の活躍ぶりに1億1200万ユーロでもバーゲンと主張しているのだ。セリエA制覇はもう見えてきており、ロナウドは十分すぎる活躍を見せている。念願のチャンピオンズリーグ制覇まで実現すれば、バーゲンどころの騒ぎではなくなってくるだろう。
指揮官マッシミリアーノ・アッレグリもロナウドの力を活かしつつ、攻守のバランスをしっかりと保っている。周囲との呼吸も合ってきており、後半戦のロナウドはさらに手がつけられなくなりそうだ。