中電、路上に有害物質飛散か 変圧器運搬の車に付着 三重

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 中部電力は18日、四日市火力発電所(三重県四日市市三郎町)から変圧器を搬出した際、絶縁油に含まれる有害物質のPCB(ポリ塩化ビフェニール)が県内などの道路上に飛散した可能性があると発表した。

 同社によると、変圧器を運ぶトレーラーが愛知県弥富市内の処理施設に到着した際に発覚。運搬していた委託会社の作業員が、トレーラーの荷台に絶縁油が付着しているのに気付いたという。

 このトレーラーは17日午後2時ごろ、変圧器を積んで発電所を出発。国道23号などを通って同日午後3時半ごろ処理施設に到着した。四日市、弥富市両市のほか、川越町、桑名市、木曽岬町を通過した。

 絶縁油を抜き出した状態で変圧器を運搬したが、少量が残っていた。飛散量は最大でも50ミリリットル程度という。ビニールシートやテープなどで配管を養生する作業が不十分だったことが原因とみている。

 変圧器の運び出しは、この日が初日だった。残り3台の変圧器を運び出す必要があるという。同社は「ただちに健康や環境への影響はないと考えている。飛散を確実に防ぐ対策を講じたい」としている。