外来種持ち込まないで

登別でいきものいんく・加藤代表が講演

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加藤代表の講演を通して外来種の被害などに理解を深める参加者

 2018年度(平成30年度)環境講演会が12日、登別市幸町のクリンクルセンターで開かれ、参加者約50人が外来生物による被害や現状に理解を深めた。

 市と市環境保全市民会議の共催。環境保全意識の普及や啓発を目的に毎年実施。今回は子どもたちが参加しやすいように例年より1カ月ほど早く学校の冬休み期間中に開催した。

 講師を務めたNPO法人いきものいんくの加藤康大代表は、図を使い「生き物同士が支え合って自然界は成り立っている」と解説。洞爺湖で生息域を広げ、在来種の生態系を脅かす外来種のウチダザリガニを例に「こうした外来種を持ち込み、数が増えたからと命を奪う人間が一番身勝手な生き物。(外来生物を)入れない、捨てない、広げないの三原則を守るのはもちろん、伝えていくことも大切」と強調した。参加者はうなずき、真剣に聴き入っていた。
(西川悠也)