旬の味 楽しんで 平戸ひらめまつり開幕 3月末まで

 冬の平戸を代表する味覚として知られるヒラメの料理が味わえる「平戸天然ひらめまつり」が19日、平戸市内23の飲食店や宿泊施設で開幕する。3月31日まで。
 日本有数の漁獲量を誇る同市の志々伎漁協(後藤正喜組合長)は、重さ1キロ以上を「平戸ひらめおがみ」と名付けブランド化。3月末までに1キロ以上を中心に、約70~100トンの水揚げを見込んでいる。
 まつりでは、ひらめおがみだけを刺し身やしゃぶしゃぶ、茶漬けなどのヒラメ料理として提供。脂が乗った桜色の身のもっちりとした食感と、上品な甘みが楽しめる。コース料理は最も安い店で1人前4860円から。店によっては予約が必要。
 主催する平戸観光協会の松瀬千秋マネジャー(35)は「ぜひ平戸を訪れて、旬のおいしさを楽しんで」と呼び掛けている。問い合わせは同協会(電0950・23・8600)。

ヒラメを使った料理をPRする平戸観光協会の職員=平戸市大久保町、平戸海上ホテル

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