魅力ある地域づくりの実現にむけて

鳥取県日吉津村

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新年明けましておめでとうございます。
村民の皆さまのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
本村では、地方創生総合戦略に掲げる「移住・定住支援」「子育て支援」「雇用支援」「地域づくり・地域連携」の各事業の効果を検証しながら施策を推進してきているところであります。
特に、「移住・定住支援」や「子育て支援」などにより、新しい住宅の建設が増え、一時的ではありますが人口3600人を超え、人口が増加傾向にあります。また、依然として、待機児童ゼロを維持するなど、着実に成果が表れています。

昨年は、豪雨・台風・地震など全国各地で甚大な自然災害が発生しました。本村においても、日野川水害タイムラインに沿って役場に自主避難所を設置するなど対応を行ったところです。幸い大きな被害はありませんでしたが、いつ大規模な自然災害が発生するか分からない状況下では、迅速で確実な対応が求められるため、引き続き体制の整備に努めていかなければなりません。
また、秋には各公民館にて「農地の未来を語る会」を開催しました。農地を次世代に継承し持続可能な農業を行うために、皆さまからいただいたご意見を参考に、今後も皆さまと協議しながら検討を進めていきます。

本村では、「自治基本条例」に基づき、村と議会、村民による「参画と協働の村づくり」を推進しています。特にコミュニティ活動においては、各自治会などの各種団体の皆さまが生活に密着した地域の力を感じる活動が行われています。
しかし、近年、様々な社会変化や価値観・ライフスタイルの多様化などの影響を受け、地域を支える「人材」の高齢化といった課題も生じ、「つながりの場」として、いかに維持し強化していくかが求められています。今後も時代に即したコミュニティ活動を推進するためには、村民、行政ともに、顔の見える関係づくりと、皆さまの共通理解から成る「支え愛(注)」が大切です。
昨年より、コミュニティ活動の代表的団体であり自治会の現状や課題を確認するために、職員が支援スタッフとして自治会に出向く取り込みを行わせていただいているところです。
今後も、住み慣れたこの村で生き生きと生活できるような村づくりができるよう、引き続き取り組んでいかなければなりません。

本年も地域の自立を目指して、進めてまいりたいと考えています。
村民の皆さまの特段のご理解とご支援をいただきますようお願いし、年頭のあいさつといたします。

(注)「支え合い」から「支え愛」へ。地域で生活する子どもから高齢者、障がいのある方皆さまに優しい「支え愛」の村づくりを推進しています。

日吉津村長 石 操