3試合7ゴールで大注目!カタールの新生FWアルマエズ・アリとは

現在UAEで行われているアジアカップで大ブレイクを果たしているストライカーがいる。カタール代表の22歳、アルマエズ・アリだ。

このグループステージ3試合で7つものゴールをあげ、もちろん得点ランキング首位に立っている。カタールを決勝トーナメント進出に導いた。

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『BeIN Sports』で解説者を務めているジョゼ・モウリーニョ氏も、彼のプレーについて以下のように話したという。

ジョゼ・モウリーニョ 「彼がこの調子を続けられるなら、欧州でプレーすることができるだろう。率直に言えば、カタールは彼の技術を伸ばすために最適な場所ではないよ。もっと強いリーグに行くべきだ」

カタール国立の育成機関であるアスパイア・アカデミーで学んだ彼は、ユース時代にベルギーのオイペンへと渡り、そこからオーストリアのLASKリンツへ。リザーブチームであるFCパシィングで活躍した。

そしてスペインのクルトゥラル・レオネサを経てカタールの強豪レフウィヤに移籍。合併でクラブはアル・ドゥハイルに生まれ変わったが、そのままチームに所属している。

ただ、実はクラブではそれほど得点を奪っているわけではない。なぜなら、エースとしてモロッコ代表FWのユースフ・アル・アラビがいるからだ。

アルマエズ・アリはそれによってサイドでのプレーを余儀なくされることも多く、その力を十分に発揮できていないという事実がある。こんなに決定力がある選手を持て余すなんて!と思ってしまうが、それが中東のクラブというものだ。

そのアルムエズ・アリが決めたゴールをまとめてみよう。グループステージの7ゴールだ。

レバノン戦:1ゴール(79分)

北朝鮮戦:4ゴール(8分、11分、55分、60分)

サウジアラビア戦:2ゴール(45+1分、80分)

豊かなスピードに両足から繰り出す精度の高いシュート、さらにヘディングも。イラクのムハンナド・アリとともに、大会後は再び欧州へ渡るかもしれない

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