アンリ、C・ロナウドも上回る! マンU新怪物が149試合で決めた得点数は

マンUのラッシュフォード photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドで存在感を強めているFWマーカス・ラッシュフォードは、今節のブライトン戦に出場すればマンUでの出場試合数が150試合となる。ここまで積み重ねたゴールの数は40となっているが、これまでの偉大なストライカーたちと比較すると得点ペースは早い方なのだろうか。

英『Squawka』は偉大なストライカーたちがプロとして150試合出場を達成した時の成績と比較しており、ラッシュフォードの現在地を見定めようとしている。

例えばプレミアリーグを代表する名ストライカーである元アーセナルFWティエリ・アンリはラッシュフォードと同じ21歳で150試合出場を達成し、得点数は28となっている。同じくニューカッスルやブラックバーンで活躍したプレミア最高のストライカーの1人であるアラン・シアラーは35得点だ。つまりラッシュフォードはこの2人を現時点で上回っている。もっともこの2人はここから急速に得点ペースを上げていくことになる。

同じマンUでプレイしていた現ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドも、150試合時点では25得点だった。まだ点取り屋として覚醒していない時で、得点数ではラッシュフォードが大きく上回る。

一方ラッシュフォードを超えている選手では、元マンUのウェイン・ルーニー(45得点)、トッテナムFWハリー・ケイン(53得点)、当時アトレティコ・マドリードでプレイしていた現マンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロ(57得点)、そしてバルセロナFWリオネル・メッシ(74得点)が挙げられている。

メッシは若い頃よりチャンピオンズリーグでも得点を重ねており、別次元にある。この領域と比較してしまうとラッシュフォードの数字が少なく思えるが、ラッシュフォードも世界を代表する名ストライカーになる素質を秘めていると言えよう。アンリやシアラー、ロナウドはここから一気にペースを上げたが、オーレ・グンナー・スールシャールの下で変わり始めているラッシュフォードも大爆発となるだろうか。

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