【女子プロ野球】ディオーネ御山、母校で「夢授業」を開催「野球の魅力を伝えられたかな」

母校の高津小学校で「夢授業」を行った愛知ディオーネ・御山真悠【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

地元・八千代にプロ野球選手として“凱旋”「女子の選手が増えていたことがとても嬉しかった」

 愛知ディオーネの御山真悠外野手が19日、母校の千葉・八千代市立の高津小学校で、地元の野球チームの子どもたちを相手に「夢授業」を行った。

 野球を通じて、子どもたちに夢を持つ大切さや、叶えるためにやるべきことなどを伝えた御山。終了後には「本日は地元で講演させていただき、私のことを全然知らない子がほとんどだったと思いますが、話を始めたらすごく真剣に聞いてくれて少しは野球の魅力を伝えられたかなと思います」と振り返った。

 さらに、「また、女子の選手が増えていたことがとても嬉しかったです。そして、私のことを知らない子がほとんどだったのにもかかわらずとても応援してくれていて、とても嬉しかったです。地元は落ち着くし、すごく応援してくれている人が多く、とてもいい場所だなと思い、もっと地元の野球をやってる女の子たちのためにできることがあれば貢献していきたいなと思いました」とも話した。

 御山自身にとっても貴重な経験となった様子。出身地への“凱旋”で思いを新たにした。

「今年から女子プロ野球選手になる三上選手も来てくれていて、私のような選手になりたいと言ってくれて、そう言ってくれている選手がいる限り、もっと頑張らなくていけないなと思いましたし、野球をやっている女の子の憧れの選手になれるようにもっと頑張っていきたいなと思いました」

 所属球団のディオーネも「選手1人1人が夢を伝えられる存在になるように、このような活動をこれからも継続して参ります」と約束。そして、「一宮市や愛知県の子どもたちにも夢授業をたくさんお届けできるように活動して参ります」と球団の地元・愛知で積極的に活動していくことも誓っていた。(Full-Count編集部)

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