春日集落の海岸 きれいに 平戸でボランティア清掃

 全日本不動産協会県本部青年部(田中勝茂委員長、長崎市)はこのほど、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産に含まれる春日集落(平戸市春日町)にある海岸のボランティア清掃に取り組んだ。
 同部は、県内にある不動産会社の若手経営者で構成。昨年の世界文化遺産登録決定後、地域貢献の一環として構成資産での慈善活動を計画した。12日に同市で県内外の商店主らが集い開かれたフォーラムの参加に合わせ、初めて実施した。
 参加した部員ら有志計13人は海岸に落ちた空き缶やペットボトル、漁網などの漂着したごみを約1時間半、丁寧に拾い集めた。田中委員長(39)は「今回の平戸を皮切りに他資産での活動も続けたい」と話した。

ボランティア清掃に取り組む参加者=平戸市春日町

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