<白石市>小中の夏休み3日、冬休みは1日それぞれ短縮 新年度、祝日増など考慮し授業確保

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 宮城県白石市教委は2019年度の市立小中学校の長期休暇について、夏休みを3日、冬休みを1日、それぞれ短縮する方針を決めた。皇太子さまが新天皇に即位されるのに伴って祝日が増えることや、教室へのエアコン設置などを考慮した。授業日数を確保して学力向上につなげる。

 対象は小学校9校と中学校4校。現行の規則で夏休みは7月21日~8月23日の34日間だが、8月20日までとする。冬休みは12月24日~翌年1月7日だが、同6日までになる。

 市教委によると、学級閉鎖や災害による休校などで授業ができない場合に振り替える予備日を年間4日程度設定。19年度は即位の日の5月1日、「即位礼正殿の儀」の10月22日など祝日や休日が例年より多く、予備日が足りなくなる可能性がある。エアコンは春休み中に各校で工事を始め、夏前の整備完了を見込む。20年度以降も夏、冬休みを短縮するかどうかは未定。

 同市は、18年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、小学6年と中学3年の平均正答率が全10科目で全国や県を下回り、学力向上の取り組みを進めている。年間約200日の授業日数を確実に確保した上で、各校は個別指導の充実や苦手教科の克服へ向けた対策を行う。