鳥取の3区岡本直己(中国電力)が金字塔に挑む。初の通算100人抜きまで、あと5人。「状態が良いので区間1桁順位でいけるのでは。ここ数年は意識しながら達成できていないので、最低でも5人は抜く」と誓う。
鳥取・東伯中3年だった第5回大会で6人を抜いて以来、数字を積み上げてきた。ことしは2週間後に別府大分毎日マラソンを控える中、16度目の出場を快諾した。「自分を育ててくれ、昔のひたむきさを思い出させてくれる大会」と胸に刻む。
大台を前に、未練を残すのは第12回大会で一つ順位を落としたこと。「記録ではあと5人でも、心の中ではあと6人」と言い聞かせ、8.5キロを疾走する。
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天皇杯第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、中国新聞社、NHK共催)は20日、広島市などで行われます。
