なぜブンデスはイングランドの若手を狙うのか 求めるは”スピードスター”

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チェルシーのハドソン・オドイ photo/Getty Images

ドルトムントのジェイドン・サンチョ、ホッフェンハイムのリース・ネルソンなど、ここ最近はブンデスリーガで若いイングランド人選手が結果を出しており、若いうちからチャンスを与えてくれるブンデスリーガはイングランドの若手選手を魅了するリーグとなっている。今後もドイツへ向かう選手は増えると予想されており、最近ならばバイエルンがチェルシーに所属する18歳FWカラム・ハドソン・オドイに強い興味を示している。

英『Independent』は、イングランドの若手にブンデスリーガのクラブが興味を示す理由の1つとしてフィジカル的要素を挙げている。現在活躍しているサンチョもネルソンも攻撃的な選手で、スピードを持っている。ドイツにはレヴァークーゼンで活躍するMFカイ・ハヴェルツのようにテクニックのある若手は育っているのだが、スピードスターと呼べるような選手が限られているのだ。

同メディアによれば、現在ブンデスリーガのクラブはマンチェスター・ユナイテッドの17歳FWメイソン・グリーンウッドや、アーセナルの18歳MFザビエル・アマエチといったアタッカーをリストアップしているようで、スピードとテクニックを備えた選手がターゲットになっているのだ。バイエルンが関心を示すハドソン・オドイもサイドから仕掛けられるスピードとテクニックを備えている。

ロシアワールドカップを戦ったドイツ代表ではスピードスターのレロイ・サネがメンバーから漏れたことが話題を呼んだが、あの時のメンバーを見てもスピードで勝負するのはFWティモ・ヴェルナーくらいのものだ。イングランドの若手にはスピード豊かな選手が揃っており、優れた下部組織の環境によって技術もしっかりしている選手が多い。ブンデスリーガのクラブが欲しがるタレントが揃っているとも言える。

イングランドの若手にとっても、プレミアリーグでのデビューを辛抱強く待つよりはドイツに挑戦した方が早い段階からチャンスを与えられる可能性が高い。今後も身体能力の高いアタッカーを中心にブンデスリーガのクラブはイングランドの若手を狙ってくるだろう。