地域の宝は地域で守る 旧宮床伊達家住宅で文化財防火訓練

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旧宮床伊達家住宅前で行われた放水訓練

 26日の文化財防火デーにちなみ、宮城県大和町教委と宮床歴史の村保存会は19日、同町宮床にある町指定文化財の旧宮床伊達家住宅などで防火訓練を実施した。

 約40人が参加。同住宅から出火したとの想定で黒川消防署の指導の下、宮床婦人防火クラブ会員らが119番通報や見学者の避難誘導に取り組んだ。「火事だー」と大声で叫び、消火器の使い方も体験した。

 住宅前であった放水訓練で勢いよく水のアーチが描かれると、大きな拍手が起こった。担当した町消防団員の熊谷勝幸さん(47)は「地元の文化財を守るため訓練を重ねて防火意識を高めたい」と話した。

 旧宮床伊達家住宅は、宮床の領主だった宮床伊達家が明治維新後に移り住んだ居宅。1998年に現在地に移設復元された。