プレミアリーグで長らく活躍してきた元チェコ代表GKペトル・チェフが今季限りでの引退を発表した。
ドイツ代表GKベルント・レーノがアーセナルの正GKになると目されているが、競争相手となるような実力派GKを補強する可能性もある。
ここでは、『sportskeeda』による「アーセナルでチェフの代役になれる3人の補強ターゲット」を見てみよう。
ジャック・バットランド(ストーク・シティ)
最近のアーセナルの移籍方針に沿えば、チェフの代役獲得に莫大な資金を投下することはなさそうだ。
その点、バットランドはいいオプションになるだろう。
25歳の守護神は2部降格となったストークでプレーを続けているが、プレミアリーグ移籍に目を光らせているかもしれない。
また、彼はイングランド代表でもあり、もし加入した場合にはホームグロウン規定においても意味がある。
レーノは一貫性に欠けるため、バットランドがレギュラーになる可能性もあるだろう。
ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
今季はじめ、リヴァプールはGKアリソン獲得に大枚を叩いた。そして、いまその対価を得ている。
アリソンは今季イングランドで最高の守護神であり、いくつかのビッグタイトルを獲得するかもしれない。
多くのメガクラブからの関心が伝えられるオブラクも現役最高のGKのひとりだ。アトレティコの守護神に君臨してきた彼には最高のGKになるための資質が全て揃っている。
PSGやユヴェントスも注視しているが、アーセナルも獲得に動くべきだ。もし彼を確保するための投資ができれば、クラブが抱える(守備の)問題を解決できるかもしれない。
ケイロル・ナバス(レアル・マドリー)
彼はこの数年最高のパフォーマンスを見せてきたGKのひとりだ。だが、W杯で活躍したティボー・クルトワの加入によって、クラブでの地位を失ってしまった。
レアルの失点は多いにもかかわらず、クルトワの地位は揺らいでおらず、ナバスは新天地を求めそうだ。移籍先の候補のひとつとして、アーセナルの名前も挙がっている。
手頃な価格で獲得できそうであり、ガナーズはナバスにプライオリティを置くべきだろう。CL3連覇に貢献した彼は経験ある素晴らしいショットストッパーであり、チェフの完璧な後釜になれるはず。