中学生区間で群馬が首位奪還!白熱のレースはついにアンカーへ!【6区・第24回全国男子駅伝】

陸上 試合サマリー

第24回全国男子駅伝は2019年1月20日(日)に行われている。全7区間を中学生、高校生、実業団を含めた各県の代表チームが駆け抜ける。

6区は3.0kmの中学生区間。2位でタスキを受けた群馬がすぐさま先頭の福島に追いつく。そのまま一気に突き放す快走を見せ、その差を4秒、10秒、12秒と広げていく。最後までペースが落ちない素晴らしい走りを見せ、過去最高順位の1位でアンカーへとタスキを繋げた。2位との差を25秒まで広げた。2位は福島と後ろから追い上げてきた長野がほとんど同着で入った。勝負はアンカーへ。

1区

7kmの高校生区間。12月の都大路で活躍した精鋭が揃うが、スタートからスローペースで進む。1kmの入りが3分5秒と、各チーム牽制する展開が続く。2km〜3kmも47チームが一団となってレースが進む。高知や北海道など3チームが徐々に遅れ始めるなか、残り1kmを切ったところで激しいスパート合戦が繰り広げられる。熊本、山口、宮城、佐賀、長野、大阪らが激しい競り合いを見せ、最後は素晴らしいスパートで突き放した山口がトップでタスキリレーとなった。

2区

3kmの中学生区間。大混戦で受けたタスキそのままに、2区も激しく順位が入れ替わる。1区先頭の山口や福島がレースを引っ張る。残り500mから鹿児島と長野による激しいスパート合戦が繰り広げられる。お互いが抜き抜かれつのすばらしい走りをみせ、最後は長野が競り勝ちトップでタスキリレー。

3区

8.5km、社会人のトップランナーや箱根ランナーが集う。3区の先頭は鹿児島、福岡、京都、長野、福島の5チームでレースが進む。6位グループに含まれていた群馬の塩尻がすばらしい走りで先頭を追う。学生最後の駅伝となる塩尻、3kmをすぎたところで先頭においつき一気に抜き去る。そのままじわじわと突き放していく。5kmをすぎる完全な独走体制となり、後続をどんどんと突き放し、そのままトップでタスキリレー。3区は東海大や青学大の箱根ランナーたちがしのぎを削る区間となった。後方からは鳥取の岡本が20人を抜き去り、出場通算115人抜きを達成した。

4区は5.0kmの高校生区間。先頭でタスキを受けた群馬の高校一年生、石田がスーパールーキーたる力を存分に見せつける。後続を突き放し独走体制を作り上げるすばらしい走りを見せ、トップでタスキリレー。群馬は過去最高順位でのタスキリレーとなった。2位には世羅高校の倉本が好走を見せ広島が浮上した。27秒差まで詰め寄った。3位には福島、4位は鹿児島がつづき、5位には神奈川が過去最高順位でタスキリレー。6位には有力高校生を擁する長野が続いた。

5区

8.5km、高校生ランナーが共演を見せた。先頭を走る群馬の大澤は、安定した走り。タスキを受けた時点で27秒ほどの差だったが、すぐさま10秒ほど引き離す。しかしその後は2位グループに差を詰められ、中間地点で再度27秒差に。5.5km地点では20秒差、6km地点で16秒差とぐんぐんと詰められていく。2位グループは広島、神奈川、福島の3チーム。後ろの長野や鹿児島を引き離す順調なペースで先頭を追う。途中から集団が崩れ福島が前に出る。そのまま快足を飛ばし前を追い、残り1km地点でついに先頭の群馬を捉えた。タスキを受けた時点で34秒あった差をひっくり返し首位にたった。3位には長野が浮上した。

第24回全国男子駅伝の速報は詳細をご覧ください。

詳細を確認する

© 株式会社ookami