車いすレース楽しんで 障害者主体、西都で大会

前傾姿勢で一斉にスタートする、競技用車いすの部・10キロの選手ら=20日午後、西都市の西都原古墳群周回特設コース

 車いすの子どもたちが競技に触れる場をつくり競技人口を増やそうと、宮崎市の障害者2人が企画した車いすレース「みやざきっず車いす大会」(実行委主催)は20日、西都市・西都原古墳群周辺の公道であった。企画したのは岩切洸樹さん(23)=宮崎市佐土原町石崎2丁目=と、2020年東京パラリンピック陸上競技代表を目指す木下大輔さん(24)=同市学園木花台桜2丁目。全国障害者スポーツ大会(全障スポ)が本県で開催される2026年を見据え、実行委員長の岩切さんは「障害に関係なくスポーツを楽しめることを伝えたい」と裾野の拡大を目指している。

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