フルセット 連勝ならず 大分三好ヴァイセアドラー【大分県】

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 バレーボールVリーグ男子1部の大分三好ヴァイセアドラーは20日、静岡市の草薙総合運動場体育館で8位のFC東京と対戦し、惜しくも2―3で敗れ、2連勝はならなかった。通算成績は3勝15敗(8点)で順位は9位のまま。

 大分三好は26日、東京都の大田区総合体育館でサントリーサンバーズと対戦する。

「内容ある試合」

 8位FC東京との今季2度目の対戦に臨んだ大分三好。リーグ終盤に向けてポイント差を詰めたい直接対決だったが、あと一歩及ばなかった。ただ1ポイントを得たことは収穫で、小川貴史監督は「チームの戦い方が完成しつつある。内容のある試合だった」と前向きに捉えた。

 第1セットは相手のサーブミスに助けられ、マークが要所で強打を決めるなど25―23で先取に成功した。だが第2セット以降は相手も安定感を取り戻した。コートを広く使った攻撃への対応が遅れ、連続でセットを落として、後がなくなった。それでもここから奮起した。

 第4セットは尻上がりに調子を上げたヤカンや勝将哉の強打、高山伸悟主将の速攻などで先行した。終盤にはマークの連続エースも飛び出し、セッターを下げてミドルブロッカーを入れる強気な布陣もはまり、一気に突き放して15点勝負の最終セットに持ち込んだ。

 僅差の展開が続いた。9―10から浜本豊がエースを決めるなど、意地も見せたが、試合巧者の相手に軍配が上がった。

 相手監督が「大分はここまでいい試合を続けていた。長いタフな試合になると思っていた」と振り返った通り、大分三好は着実に力を上げている。長丁場のリーグ戦は次戦から最後の3巡目に入る。小川監督は「精度も高まっている。手にした全てを(3巡目に)ぶつけたい」と話していた。

FC東京(15)3 ― 2大分三好(8)